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2007年07月26日(木) 13時50分

利用時間でサイト評価 ネット視聴率の新指標産経新聞

 インターネット視聴率調査のネットレイティングス(東京)は25日、利用時間による国内サイト順位を発表した。米ニールセン・ネットレイティングスが10日、ネット視聴率の精度を上げるために、従来の閲覧回数(ページビュー)と閲覧者数に追加した新指標による初の結果となる。
 最近のサイトは、ページを再読み込みせずに内容が更新されたり、動画コンテンツが増えるなど、ページを変えなくてもいいようになっている。この結果、従来の指標ではサイトの価値が正確に測れなくなっていた。
 動画や利用者参加型サイトでは、ページビューよりも順位が上がる傾向がみられた。
 ページビューで10位のユーチューブが利用時間では4位になったほか、ニコニコ動画、ギャオも順位が上がった。
 また、ページ当たりの情報量が多い2ちゃんねる、ウィキペディアも高めの順位になった。逆にページビューで4位のグーグルは12位に下がった。短時間で的確に検索結果を提示しているためという。
                   ◇
総利用時間    ページビュー
  1 ヤフー      1
  2 ミクシィ     2
  3 楽天市場     3
  4 ユーチューブ  10
  5 FC2      5
  6 2ちゃんねる  14
  7 グー       7
  8 ウィキペディア 21
  9 ビッグローブ   9
 10 インフォシーク  8
 11 ニフティ    12
 12 グーグル     4
 13 アマゾン    15
 14 イートレード  11
 15 MSN     13
 (ネットレイティングス調べ)

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