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2007年07月26日(木) 08時35分

ネットレイティングス ヤフー80.6億分で首位 指標に総滞在時間フジサンケイ ビジネスアイ

 調査会社ネットレイティングス(東京都渋谷区)は25日、総滞在時間で比較した6月のウェブサイト利用ランキングを発表した。従来、サイト比較はページの閲覧数を基準にするケースが多かったが、動画配信サイトなど視聴を目的にしたサイトの台頭を受け、同社はサイトの実力を図る指標として、新たに総滞在時間を採用することを決めた。

 それによると、首位は検索エンジンや各種サービスを提供する「ヤフー」で約80・6億分(約1・3億時間)。2位は利用者同士が交流できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「ミクシィ」で11・8億分、3位はネットショッピングサイトの「楽天市場」で10・9億分となった。上位3位はページ閲覧数のランキングと同じ結果だった。

 一方、閲覧数での比較より大きく順位を上げたのが動画配信サイト。閲覧数では10位の「ユーチューブ」が4位に入ったほか、「ニコニコ動画」「ギャオ」もそれぞれ順位を上げた。また、「ウィキペディア」「2ちゃんねる」など利用者がサイト作成に携わるサイトも順位が上昇した。

 一方、検索サイトの「グーグル」は閲覧数より順位が落ち込んだが、ネットレイティングスは「短時間で的確にサイトに誘導する特性によるもの」と分析している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000028-fsi-ind