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2007年07月25日(水) 22時06分

教諭のパソコンから2千人分の個人情報流出 茨城朝日新聞

 茨城県古河市教育委員会は25日、市内の小中学生ら2092人分の名簿や成績一覧表などがインターネット上に流出したと発表した。30代の男性教諭の自宅の私有パソコンから、ファイル交換ソフト「Share(シェア)」を介して漏れたらしい。

 流出したのは98〜01年度に市立古河六小に在籍していた児童138人、03〜07年度の市立古河二中の生徒1879人と同中剣道部OB75人の名簿や成績一覧表、通知表所見、部活動の活動計画など。23日に外部から指摘を受け、市教委が調査してわかった。

 男性教諭は、バックアップとして自宅のパソコンにデータを保存していた。保護者と在校生には26日に説明し、卒業生にも謝罪文を郵送する。また、問い合わせ窓口も市教委内に開設する。松原俊二教育長は「学校の個人情報管理の責任の重大性を認識し、再発防止に努めたい」としている。

http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200707250456.html