記事登録
2007年07月17日(火) 21時27分

<患者情報流出>青森の国保病院勤務医の私有パソコンから毎日新聞

 青森県おいらせ町の国保おいらせ病院は17日、同病院で勤務していた男性内科医(34)の私有パソコンから、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して患者の個人情報1343件がインターネット上に流出したと発表した。
 流出したのは、内科医が01〜02年に勤務した同病院(当時国保百石(ももいし)病院)の99〜02年度分の患者データ1337件と、04〜05年に勤務した神奈川県横須賀市立うわまち病院の6件。住所、氏名、生年月日、病名などが含まれている。家族環境などが詳しく記載され、取り扱いに注意が必要な「カンファレンス資料」も19件含まれていた。両病院は対象患者に謝罪する。
 医師は05年10月ごろ、仕事に使う自分のノートパソコンから、Winnyが入った自宅パソコンにデータを移したという。流出時期は不明だが、今月ネット上に流れていることが分かった。【長沢晴美、鈴木道弘】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000111-mai-soci