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2007年07月17日(火) 10時01分

暴力団の資金獲得方法、不透明に=総会屋らと「共生」、利益拡大−警察白書時事通信

 警察庁は17日、2007年版警察白書を公表した。「暴力団の資金獲得活動との対決」をテーマに、多様化し、不透明になっている暴力団の活動実態を特集。こうした活動は「わが国の経済社会活動の根本を侵食しかねない病理」として、社会全体での対策推進を求めている。
 白書は、暴力団の資金獲得活動が、覚せい剤密売や恐喝などの伝統的手法から民事介入暴力や企業・行政対象暴力、証券市場への介入などへ多様化している現状を説明。総会屋や仕手筋などが暴力団と「共生」し、資金提供したり、企業の乗っ取りなどに加担したりしていると指摘した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070717-00000049-jij-soci