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2007年07月13日(金) 12時07分

<乳児虐待>生後6カ月の長男投げられ重体、父親逮捕 東京毎日新聞

 生後6カ月の長男を床に投げ飛ばすなどして大けがをさせたとして警視庁練馬署は13日、練馬区豊玉北3、父親の運送業アルバイト、徳嶺誠容疑者(26)を殺人未遂容疑で逮捕した。長男は病院で手当を受けているが重体。「泣きやまないので投げ飛ばした。殺すつもりはなかった」と供述している。
 調べでは、徳嶺容疑者は12日午後5時50分ごろ、マンション1階の自宅で、長男の遊ちゃんを投げ飛ばすなどして頭がい骨骨折や脳内出血などのけがを負わせた疑い。
 徳嶺容疑者は妻と遊ちゃんの3人家族。当時、妻は不在で、家には徳嶺容疑者と遊ちゃんと2人がいた。徳嶺容疑者は早朝にアルバイトを終えて帰宅したが、「子供が泣いてなかなか寝られず、マットレスの上に投げ飛ばした」と供述している。遊ちゃんは日ごろからフローリングの床に三つ折りにして置かれたマットレスに寝かされていた。
 徳嶺容疑者の119番通報で駆けつけた救急隊が遊ちゃんを病院に搬送したが、すでに心肺停止状態だった。徳嶺容疑者は当初は「子供がマットから床に落ちて動かなくなったので通報した」などとと説明していたという。【川上晃弘】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070713-00000034-mai-soci