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2007年07月13日(金) 07時50分

連続暴行に懲役18年判決 地裁沼津支部産経新聞

 県東部の路上や女性宅でわいせつ行為や乱暴を重ねたなどとして、強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた三島市一番町、無職、木村智也被告(30)の判決公判が12日、地裁沼津支部で開かれ、原啓裁判長は懲役18年(求刑懲役20年)を言い渡した。

 判決理由で原裁判長は「女性に対する征服感や性的満足感を得ることにより、仕事や生活上のうっぷんを晴らす目的で、次々と女性に乱暴を加えるなどしたほか、現金などを奪った」と指摘し、「その動機はきわめて自己中心的で卑劣と言うほかない」と述べた。

 判決などによると、木村被告は平成16年6月から18年7月にかけて三島、裾野、御殿場市などで、当時14歳から32歳の女性9人に対し、背後から首を絞めて気を失わせるなどしたうえで乱暴するなどした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070713-00000032-san-l22