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2007年07月12日(木) 16時01分

電磁的記録不正・金銭横領:郵政公社大分監査室、元局員2人を書類送検 /大分毎日新聞

 日本郵政公社大分監査室は11日、電磁的記録不正作出などの疑いで元郵便局員2人を大分地検に書類送検した。
 同室によると、野津郵便局(臼杵市野津町)の元配達主任(26)=6月22日懲戒免職=が3月末、購入していた年賀はがきなど計2000枚(500枚×4口)を1枚40円でインターネットオークションに出品。落札後の4月26日、はがきが見つからなかったため、送った形を装って「小包4個を引き受けた」とするデータを同公社の内部システムに入力した疑い。落札者から「届かない」と同局に申し出があり、発覚した。
 同公社九州支社によると、年賀状などの商品に販売目標の「目安」を設けており、野津郵便局では今回の年賀状は局員1人当たり5000枚だったという。元主任は今回約5000枚分の代金を同局に納めているが、どの程度販売したかは分からないという。同支社は「自腹での購入などはしないよう指導している。今回の件と因果関係は分からない」としている。 また、保険業務の釣り銭2万9000円を横領したとして、業務上横領の疑いで大分中央郵便局の元保険課主任(33)=2日に懲戒免職=も同地検に書類送検された。【大島祥平】

7月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000240-mailo-l44