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2007年07月12日(木) 22時11分

国立天文台、男性教授を戒告処分産経新聞

 国立天文台(東京都三鷹市)の50歳代の男性教授が、国の科学研究費補助金(科研費)などを不正に支出していた問題で、国立天文台の上部機関の自然科学研究機構は12日、この教授を戒告の懲戒処分にした。
 国立天文台によると、教授は平成9年度から17年度まで、計約422万円を大学院生のアルバイト代として受給したが、実際には大学院生の学会出張旅費などに充てていた。教授は自分の学生時代の経験から、科研費を大学院生の旅費に充てることはできないと思い込んでいた。また教授は神社への実験成功祈願料として8800円、研究者の結婚式の祝電代として938円を支出していた。すでに加算金を含め約647万円を返還し、私的流用がないこともあり、懲戒処分のうち最も軽い戒告となった。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000927-san-soci