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2007年07月07日(土) 16時33分

実体ない事務所に経費計上=実家所在の政治団体−5年で3100万円・赤城農水相時事通信

 赤城徳彦農水相(衆院茨城1区)の政治団体「赤城徳彦後援会」が、茨城県内の実家を事務所の所在地として届け出て、経常経費として過去5年間に約3100万円を計上していたことが7日、分かった。このうち事務所費は総額で約853万円に上る。
 関係者によると、実家には赤城農水相の両親が住んでおり、事務所としての活動実体はないという。農水相の母親は取材に対し、「家賃や光熱費は受け取っていない」と話した。
 同後援会の事務所所在地として届け出られていたのは、茨城県筑西市内の実家。不動産登記簿によると、1987年から88年にかけ、母親ら複数の親族が贈与によって取得した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000096-jij-soci