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2007年07月06日(金) 12時01分

高崎の元組長射殺:実行役の暴力団幹部に無期求刑−−地検 /群馬毎日新聞

 高崎市で指定暴力団山口組系幹部が射殺された事件で、実行役として殺人罪などに問われた京都市右京区山ノ内苗町、指定暴力団稲川会系幹部、山田英夫被告(43)に対する論告求刑公判が5日、前橋地裁(久我泰博裁判長)であり、検察側は「独善的・反社会的論理を優先させた犯行は冷酷で残虐。人命軽視の最たる犯罪」として無期懲役を求刑した。
 論告によると、山田被告は05年10月、同会前橋一家総長、山下真史被告(43)=殺人罪などで公判中=の指示を受け、組員2人と高崎市島野町の「サンピア高崎」で、抗争中の同組系幹部(当時56歳)を射殺した。検察側は「自ら実行役を引き受け、果たした役割は極めて重大」と非難した。

7月6日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000087-mailo-l10