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2007年07月05日(木) 17時01分

津久見高講師わいせつ:厳正処分の方針示す−−県教委陳謝会見 /大分毎日新聞

 ◇「事実なら免職相当」
 4日未明に県立津久見高講師、渡辺哲哉容疑者(26)=大分市上白木=が強制わいせつ致傷容疑で逮捕された事件を受け、県教委の小野二生・教育審議監らが同日会見し「県民に多大な迷惑をかけた」と陳謝した上で、厳正に処分する方針を示した。
 会見によると、渡辺容疑者は04年4月から同校勤務。女子ソフトボール部の監督もしており、学校側は「温厚で明るい性格。勤務態度に問題はなかった」と説明しているという。21、22日にある教員採用試験を受ける予定で、田中英明校長が3日夕、「頑張れ」と激励したばかりだったという。小野教育審議監は「(法令順守を)指導してきたが、徹底していなかった。再発防止に努めたい。(容疑が)事実であれば免職に相当する」と述べた。
 津久見高では、期末試験終了後の同日午前、緊急の集会を開いて、田中校長が生徒に経緯を説明した。同校の佐藤英彦教頭は「直接本人と話が出来ていない。変わった様子もなかったので、信じられない思いだ」と話した。【小畑英介】

7月5日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070705-00000279-mailo-l44