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2007年07月04日(水) 13時01分

暴力団排除:みかじめ料排除へ 飲食業関係者1000人が大会−−会津若松 /福島毎日新聞

 暴力団の資金源となる、みかじめ料を排除しようと、「会津若松地区飲食業等みかじめ料排除推進大会」が3日、会津若松市の会津風雅堂で開かれ、飲食業関係者ら約1000人が参加した。
 冒頭、地元飲食業団体代表で大会実行委会長の伊藤義一さんが「みかじめ料を1円も渡さないという決意を持ち、暴力団の排除、事務所撤去の目標を達成しよう」とあいさつ。鈴木利美・会津若松署長が「みかじめ料の提供は善良な市民への背信行為。暴力団を恐れない、利用しない、金を出さないという『3ない運動』を徹底させよう」と呼びかけた。
 続いて、県弁護士会で民事介入暴力対策委員を務める小池達哉弁護士が講演し、「世の中には必要悪があるが、暴力団は不必要な悪。暴力団と縁のない店づくりをしてほしい」と話した。
 暴力団に関する相談は同署刑事2課(0242・22・5454)。【西嶋正法】

7月4日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000101-mailo-l07