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2007年07月03日(火) 23時19分

「しょうがない」久間氏、辞任会見でも連発読売新聞

 防衛省の初代大臣に就任して半年足らず。原爆投下についての「しょうがない」発言で、久間防衛相が引責辞任に追い込まれた。3日夕、省内で開かれた記者会見でも、無念さをにじませながら、「しょうがない」を繰り返した。

 被爆地からは批判が収まらず、選挙戦に事実上突入している参院選の各陣営では、様々な思惑が交錯した。

 午後4時30分、100人を超える報道陣が待ち構える防衛省11階の第一省議室に姿を見せた久間防衛相は、冒頭、問題の「しょうがない発言」について「不用意な発言だった。被爆者などの方々の心情を思うと大変申し訳なかった」と陳謝した。さらに「原爆投下を是認しているわけではない」と述べ、「(問題の発言をした)当日も『断じてあってはならないことだ』と何度も繰り返している」とも強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000013-yom-pol