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2007年07月01日(日) 12時01分

障害者マルチ商法:ゲーム会社相手、秋にも賠償請求 被害者説明会で決定 /群馬毎日新聞

 ゲームソフト会社「ヴィヴ」(東京都千代田区)による聴覚障害者を狙ったマルチ商法の被害者説明会が30日、県庁で開かれた。
 説明会には16人が参加、被害者弁護団を結成し今秋にも同社などを相手取り前橋地裁に損害賠償請求を起こす方針を決めた。
 弁護団長に就いた小此木(おこのぎ)清弁護士によると、被害者の多くは解約を求めても「別会社に営業譲渡された」などと応じてもらえなかったという。被害者の一人は「つらくて言葉にならない」などと手話で不満をもらした。
 大阪府警は6月27日、特定商取引法違反(書面の不備)容疑で同社を家宅捜索した。被害は全国で約30億円に上るとみられる。【鈴木敦子】

7月1日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070701-00000100-mailo-l10