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2007年05月30日(水) 17時01分

個人情報:南紀熊野21協議会・670人のデータ、個人パソコンから流出 /和歌山毎日新聞

 ◇交換ソフト「ウィニー」で
 南紀熊野21協議会(03年3月解散)のイベント参加者名簿など670人分の個人データが、協議会へ出向していた新宮市の男性職員の個人パソコンに入っていたファイル交換ソフト「ウィニー」を介し、インターネット上に流出していたことが分かった。総務省からの連絡で発覚し29日、市が発表した。
 市によると、流出したデータは、02年に開催された協議会主催イベントの参加者の住所、氏名とスタッフの電話番号など。
 男性職員は00年4月〜03年3月、協議会に出向。02年ごろ、自宅で仕事をしようと協議会の業務情報を持ち帰ったという。市へ復帰後も個人パソコンにデータを保存。その後、ウィニーを使用していたためウイルスに感染し、4月28日以降に流出したとみられる。【神門稔】

5月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070530-00000254-mailo-l30