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2007年05月29日(火) 14時00分

会社員の4分の1が職場での身体的暴力を経験YONHAP NEWS

【ソウル29日聯合】会社員の4人に1人が、職場で身体的な暴力を受けた経験があることが分かった。リクルート情報サイトのキャリアが会社員1258人を対象に調査したもの。

 「暴力を受けた」と回答した人は27.3%に上り、暴力の加害者(複数回答)は上司が90.7%で最も多く、同僚が20.7%、部下が3.2%と続いた。このほか、最高経営責任者(CEO)、取引先の社員、顧客という答えもあった。

 受けた暴力の種類(複数回答)は、「手やこぶしなどで肩をたたかれた」が43.1%、「書類で頭をたたかれた」が29.4%、「足や尻などを蹴られた」が22.7%などとなった。次いで「つねられた」が14.9%、「胸ぐらをつかまれた」が13.4%、「横っ面を張られた」が13.1%、「腕で首を絞められた」が12.0%、「灰皿など相手が投げた物に当たった」が9.3%、「木の棒などで殴られた」が7.9%と続いた。

 暴力を受けた理由は、「相手との意見衝突」が38.2%、「親密感を表す相手の癖」が37.6%、「相手の個人的な悪感情」が32.1%、「相手のストレス解消」が31.8%、「相手の酒癖」が19.0%だった。

 暴力を受けた後の対処方法については、「何の対応もしなかった」が65.6%で最も多く、「退職した」が24.2%、「復しゅうした」が20.7%、「警察に通報した」が4.4%などとなった。

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