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2007年05月24日(木) 11時00分

読売新聞に拳銃、薬物届く=暴力団告発文も時事通信

 読売新聞東京本社(東京都千代田区)に拳銃や覚せい剤、暴力団による薬物密売の告発文などが届いていたことが24日、分かった。警視庁組織犯罪対策5課は薬物密売組織が絡んでいる疑いがあるとみて調べている。
 同社によると、宅配便は15日午後に届き、木箱の中に半分に切ったメロンと茶封筒があり、その下に38口径の回転式拳銃1丁と、銃弾13発が入っていた。いずれも本物とみられる。
 木箱のふたの裏には白い粉が入った2つのビニール袋が張ってあり、それぞれ「覚」「K」と書かれていた。鑑定で、覚せい剤約1グラムと、麻薬作用のある麻酔薬ケタミン約2グラムと分かった。
 茶封筒に中国語で書かれた告発文が入っており、指定暴力団の元幹部が、香港の組織から奪った数十億円分の薬物を日本で密売していると記載。「新宿の暴力団に、薬物の売買で得た金や拳銃が隠されている」と指摘していた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070524-00000044-jij-soci