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2007年05月22日(火) 20時31分

個人情報11万件超が流出=システム委託先元社員から−北秋田市時事通信

 秋田県北秋田市は22日、情報ファイル交換ソフト「ウィニー」を介し、住民の個人情報約11万7000件がインターネット上に流出したと発表した。同市の前身である4町の合併に伴い電算システム統合を委託したNECが再委託した情報処理会社「山口電子計算センター」(山口市)の元社員が、データを自宅に持ち帰り、パソコンから流出したとみられる。
 同じく山口電子計算センターに委託した愛媛県愛南町、山口市、長崎県対馬市の個人情報も流出したという。
 北秋田市によると、流出したのは2004年11月ごろの旧鷹巣町と旧森吉町のデータで、住民基本台帳ネットワーク上の識別番号となる住民票コード約4万1300件、印鑑登録情報約2万4400件、氏名、住所、性別、生年月日などの住民情報約2000件など。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000174-jij-soci