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2007年05月20日(日) 10時00分

入社9カ月で店長になったペッパーランチ強姦魔日刊ゲンダイ

 大阪市中央区の繁華街にあるステーキ店「ペッパーランチ大阪心斎橋店」で起きた事件はまさに鬼畜の所業だ。
 店長の北山大輔(25)と友人で店員の三宅正信(25)が共謀して凶行に及んだのは9日午前0時過ぎのこと。店内の客が20代の女性ひとりになったところを見計らい、閉店準備を装って店のシャッターを閉め、食事中の女性を「逃げたら殺す」とスタンガンで脅迫。無理やり睡眠薬の錠剤を飲ませて泉佐野市内の貸しガレージまで車で拉致し、レイプしたのだ。
 女性は手足を縛られたまま車内に監禁されたが翌朝、自力で脱出して犯行が発覚。2人は店の制服を着たまま犯行に及んでいて、「女性を囲っておくつもりだった」と供述しているから空恐ろしくなる。
「スタンガンや睡眠薬をネットで購入。女性客を物色していたから計画的です。手口が慣れていることから余罪についても厳しく追及する方針のようです」(捜査事情通)
「ペッパーランチ」はレストラン経営などを手掛ける「ペッパーフードサービス」が展開するステーキ店。国内に194店舗を展開し、昨年9月には東証マザーズに上場している。
 北山は2000年3月に府立佐野工業高校を卒業後、4社を転々とした後、昨年7月に「ペッパー」社に入社。同社の一瀬邦夫社長は「明るく清潔感があり信頼し切っていた。大阪人らしくガッツもあった」というが、よくもまあ店長にしたものだ。
 北山は「夢は経営者。社員を辞めて『ペッパーランチ』と委託経営を結びたい」と3月末に退社、4月から心斎橋店を任されていたが、「はじめから客のレイプが目的で店長に手を挙げたのではないか」との見方もある。
 女性の一人客はおちおちステーキも食べられない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070520-00000016-gen-ent