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2007年05月18日(金) 08時33分

民放在京キー局5社、07年3月期−フジ・日テレが減収日刊工業新聞

 民放在京キー局5社の07年3月期は、広告市況の停滞を受けフジテレビジョンと日本テレビ放送網の上位2社が減収となった。番組の前後に流すスポット広告収入についてはTBSを除く4社が減収となり、主力のテレビ放送事業で苦戦する結果となった。

 スポット広告収入の落ち込みが最大だったのは日本テレビで前年度比4・7%減。同広告収入が増えたTBSも同0・03%増と前年度の水準を維持するにとどまった。

 スポット広告は、番組提供型のタイム広告よりも広告市況の影響を受けやすい。06年度はサッカーのワールドカップが開催されたが、前年度のトリノ五輪のような広告市況の盛り上がりにはならなかった。

 業種別では携帯電話の同番号移行制度(MNP)開始に伴い通信分野の出稿が好調だったが、消費者金融の広告自粛で金融・保険分野が低迷した。





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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000013-nkn-ind