記事登録
2007年05月18日(金) 16時32分

通販のテレマートに排除命令=「加工牛肉、天然と誤認」−公取委時事通信

 通信販売業者のテレマート(本社大阪市)が、加工した牛肉を自然の肉であるかのように広告したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は18日、同社に排除命令を出した。
 命令によると、同社は昨年6〜8月、販売していた「牛サーロインステーキセット」が、牛脂などを注入した加工肉であるにもかかわらず、ラジオや新聞広告で「きめ細かなサシの入った、極上の部分を厳選した」などと表示し、天然肉のように誤認させていた。商品そのものには、添加物は表示されていたという。
 ステーキセットは昨年6月から今年1月にかけて販売され、約1億4000万円を売り上げた。うち約7000万円が公取委の指摘した期間の売り上げだったという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000099-jij-soci