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2007年05月16日(水) 13時01分

過払い金返還訴訟:全国で請求、県内でも107人が提訴 /群馬毎日新聞

 利息制限法公布日の15日、同法で定める上限を上回る不当な高金利の利息を払わされたとして、消費者金融などを相手取った過払い金返還請求の一斉提訴が全国各地で行われた。県内でも107人が提訴に踏み切り、総額約2億1700万円の返還を求めた。
 「ぐんまクレジット・サラ金対策協議会」(代表・池末登志博弁護士)によると、107人は大手の貸金業者や信販会社31社を前橋地裁などに訴えた。
 請求額の最高は桐生市の男性(69)の1840万円。約30年前に10万円程度の借金をしたのがきっかけで、利息制限法(年15〜20%)より高金利の出資法(年29・2%)に基づいて利息を請求され、過払いと気付かずに支払い続けたという。【鈴木敦子】

5月16日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000146-mailo-l10