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2007年05月15日(火) 12時22分

灰色金利分22億円、返還求め1803人が提訴読売新聞

 全国26都道府県の多重債務者1803人が15日、消費者金融やクレジット会社141社に対し、利息制限法の上限金利を上回るグレーゾーン(灰色)金利分に当たる計約22億1024万円の返還を求め、各地裁・簡裁への集団提訴と各貸金業者への返還請求を一斉に行った。

 「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」(東京都千代田区)によると、集団提訴と返還請求は4回目。今回の提訴などにより、返還請求を行った債務者は計1万1502人となり、返還請求の合計額は約141億5485万円となった。同協議会によると、今回、集団提訴したのは1171人で、個別請求を行ったのは632人。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070515i204.htm?from=main2