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2007年05月08日(火) 12時57分

ヤミ金業者に預金通帳など譲渡 京都府警、容疑で2人書類送検京都新聞

 ヤミ金融業者に自分の預金通帳を譲り渡したとして、京都府警生経課と東山署などは8日、本人確認法違反の疑いで、京都市伏見区のホステスの女(32)と西京区の会社員の男(39)を書類送検した。ヤミ金融事件で、借金の借り受け人を同法違反で検挙するのは京都で初めて。
 調べでは、2人は無登録で貸金業を営んでいたネットカフェ店長東載郁被告(26)=出資法違反などの罪で起訴=らに金を借りていたが、昨年4月、利息の返済を猶予してもらう代わりに、通帳とキャッシュカードを譲り渡した疑い。
 同署によると、譲り渡した通帳やカードは東被告らが客からの利息の振り込み指定先にしていた。昨年4月から今年3月にかけて、約280回計約1100万円の振り込みがあったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070508-00000027-kyt-l26