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2007年05月03日(木) 07時21分

アナログ11年停波、「知っている」6割朝日新聞

 2011年に地上アナログテレビが停波することを知っている国民は60%と昨年の32%からほぼ倍増したことが、総務省の調査で明らかになった。地上デジタル(地デジ)対応受信機の世帯普及率は28%で、昨年の15%から大きく伸びた。

 地デジ浸透度調査は2、3月に全国の15〜79歳の男女9000人に郵送で実施。回答率は81%。

 アナログ放送が停波することは94%(昨年は86%)が知っていた。停波時期の正答率を分析すると、30〜40代の男性が70%を超えたが、10代と70代の女性は40%台にとどまった。

 実際に地デジを視聴しているのは22%と、対応受信機がありながらアンテナなどが対応していない世帯が6%あることも明らかになった。

 総務省地上放送課は「人気タレントのCMなどで2011年停波については浸透が進んだ。今後は地デジをどうすれば見られるかを、わかりやすくホームページで伝えたい」と話している。

http://www.asahi.com/life/update/0502/TKY200705020375.html