明治乳業(東京)は9日、同社が製造販売したチーズに「おまけ」として付けたクラッカーの中に、チーズ本体より早い今年3月末で賞味期限を迎えた商品が含まれていたとして、出荷済みの9万2280個を自主回収すると発表した。
回収するのは、「明治クリームフロマージュ」という商品名のチーズとクラッカーのセットで、昨年11月から今年1月にかけて出荷した。賞味期限は、チーズが4月8日〜5月1日、クラッカーが3月末。クラッカーの賞味期限を表示している面は、チーズの包装箱と接し、店頭では確認できない状態だったという。
今月に入り、消費者から2件指摘があり、同社は回収を決めた。「まだ開封されていない商品もあるかもしれない」と判断したという。