ヤフー(本社・東京)は6日、電子メールサービスのプログラムミスにより、利用者延べ27万5600人分、約449万2200通のメールを誤って消去してしまったと発表した。
同サービスは、利用者がメールソフトを使わずに無料で電子メールをやり取りできるシステムで、消去されたのは、昨年12月26日〜今年2月25日の間に受信されたメールの本文。同社のシステムでは、迷惑メールと判断したものについて受信後約40日でサーバーから削除しており、本来は保存されるはずのメールが迷惑メールとして処理されてしまったという。
利用者から「メールが開けない」との苦情が寄せられたことから、プログラムミスが発覚した。