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2007年03月23日(金) 23時42分

厚労省タミフル研究班長寄付金問題 柳沢厚労相、問題の教授らを研究班から外す意向フジTV

インフルエンザ治療薬「タミフル」の国の研究班の班長を務める大学教授らが、輸入元の中外製薬から寄付金を受け取っていた問題で、柳沢厚生労働相は、この教授らを研究班から外す意向を示した。
23日午前に開かれた衆議院厚生労働委員会で、柳沢厚労相は「寄付をいただいている先生がいたけれども、これは当然、除外をして新しい体制の機関にいたしまして、そして、公正性において疑われるようなことのない体制を構築したい」と述べ、タミフル輸入元の中外製薬から1,000万円の寄付金を受けていた横浜市立大学の横田俊平教授らを、厚生労働省のタミフル研究班から外す考えを示した。
横田教授は、昨シーズンからタミフルの副作用に関する研究を始め、今シーズンは1万人規模の調査を行っていた。
厚労省は、タミフルと異常行動の関係について、夏までに調査結果を出すとしてきたが、研究班の班長が外れることで、ずれ込む可能性も出てきた。
highlow highlow 2007/03/23 23:42

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