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2007年03月23日(金) 22時58分

ISU世界フィギュアスケート選手権大会 女子SP キム・ヨナ選手、世界歴代最高得点記録フジTV

23日、ISU世界フィギュアスケート選手権大会の女子ショートプログラムが行われ、韓国のキム・ヨナ選手(16)が世界歴代最高得点となる71.95点を記録し、トップに立った。
また、安藤美姫選手(19)は2位、浅田真央選手(16)が5位、中野 友加里選手(21)は7位となっている。
女子フィギュアの新世代の幕開けを告げる今大会には、銀盤で繰り広げられる美しい舞を見ようと、当日チケットを求める人が集まった。
当日チケットを求め会場を訪れたファンからは、「きのうの10時半くらいから来てました」、「きのうの試合を見たまま、ずっとうろうろして、ここは2時ぐらいに来て」といった声が聞かれた。
販売開始前には、およそ100人の列ができ、チケットを購入できた人は「並んだかいがありました」、「どうもありがとうございます、よかったです。(並んだかいありました?)ええ、3時半から並んだかいがありました」などと話した。
そして、注目の日本勢の出場直前には、たくさんのファンが応援に駆けつけた。
ファンは「(この国旗は?)きのう、高橋(大輔)君の見てて興奮して、絶対旗持って応援するんだって」と話した。
女子ショートプログラム、まず魅せてくれたのは、韓国のキム・ヨナ選手。
キム・ヨナ選手は、これぞ「グランプリファイナル覇者」という実力の舞を披露し、16歳が見せつけた演技に、会場全体が沸いた。
キム・ヨナ選手は、世界歴代最高得点となる71.95点を記録し、1位となった。
続いて、世界フィギュア2回目の挑戦で、真価が問われる中野 友加里選手(21)が登場し、今や、トレードマークとなった多彩なスピンなど、豊かな表現力で観客を魅了した。
中野選手は、ほぼミスのない演技を披露、自己ベストとなる60.62点を記録し、7位となった。
また、完全復活を目指す安藤美姫選手(19)は、ノーミスという完ぺきな演技を披露し、会場からの拍手にも、最高の笑顔で応えた。
安藤選手は、パーソナルベストで67.98点の2位となり、24日のフリーで、逆転優勝を目指す。
安藤選手は「フリーでも固くならずに、きょうみたいな演技ができたらいいなと思います」と抱負を語った。
一方、世界フィギュア初出場、初優勝を目指す浅田真央選手(16)は、ライバルが高得点を挙げる重圧の中での演技となった。
浅田選手は、最初の3回転ジャンプをきれいにこなしたが、2つ目を1回転で着氷してしまい、まさかのミス。最後のレイバックスピンも回転数が足りず、61.32点で、5位と大きく出遅れた。
目指すは金メダル。24日のフリーで、完ぺきな演技が要求される。
浅田選手は「フィリップループで、失敗してしまったので、それが一番悔しいです。(24日のフリーはどのように攻めていきますか?)やっぱり、ノーミスをして200点台を超せば、大丈夫だと思います。(狙うメダルの色は?)金メダル狙って頑張ります」と力強く話した。
2007/03/23 22:58

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