宮崎・東国原知事も使った宮崎県知事公用車、一般入札で売却 落札価格は255万円（フジTV）
宮崎・東国原 英夫知事も使っていた知事公用車の落札結果が23日、判明した。一般競争入札で売りに出されていた黒塗りの宮崎県知事公用車の落札者が23日、明らかになった。
入札を行った福岡から来た会社社長は「企業として上昇気流に乗ってみたいなという気持ちで」、「(落札したら)知事にこのめんたいこを差し上げようかと」と話した。
また、ほかの入札者からは「買い物とか、レジャーで使うような形」、「(知事の)サインを助手席と運転席の後ろに欲しいかなと」といった声が聞かれた。
東国原知事は23日朝、「数十万円くらいにはなるんじゃないですかね。普通に下取りに出したら、もうゼロ評価価格でしょ」と、落札価格について数十万円と予想していた。
今回売りに出されたのは、11年前に県がおよそ880万円で購入した高級車「センチュリー」で、シートはもちろん、すべて革張りとなっている。
さらには、マッサージ機能までついている。
午後1時30分に開札が行われ、午後3時に入札結果が発表された。
落札価格は255万円と、予想を大きく上回る結果となった。
福岡から来た会社社長は「駄目でした...」、「あそこまで値段がつくとは。しょうがないから、めんたいこは持って帰ります」と苦笑いしていた。
落札したのは、剣道用品を販売している神奈川・八光堂の有馬宗告(むねつぐ)社長。
有馬社長は「びっくり、びっくりの『えー』という感じ」、「最高の記念になるんじゃないですかね。可能であれば、(知事と)一緒に写真撮れたらいいですよね」と語った。
車の使い方については、まだ決めていないという。
今回の落札結果に、東国原知事は「びっくりしました。驚きました。お金持ちの方がいらっしゃったんですね。県に協力してくださる方ですから、ありがたいですね」と述べた。
今回の収入は県の一般予算に入れ、福祉などに使うという。
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2007/03/23 20:44 取材: テレビ宮崎