記事登録
2007年03月23日(金) 18時42分

「あるある」ねつ造問題 外部調査委の報告まとまる 納豆以外の15件で不適切な表現フジTV

関西テレビが制作した「発掘! あるある大事典II」のねつ造問題で、外部調査委員会の報告がまとまった。
納豆ダイエット以外の15件の放送に、ねつ造やデータの改ざんなど不適切な表現があったとした。
報告書は、午後3時半に調査委員会の熊崎勝彦委員長から、関西テレビの千草 宗一郎社長に手渡された。
報告書によると、納豆ダイエット以外に、「ボイスオーバーによるねつ造」といった放送が3件、「実験データの改ざん」などが4件、そのほかに、「不適切と考えられる放送」が8件あったとした。
調査委員会では、大阪局が東京で制作する困難さや、視聴率本位の制作などを問題の背景や原因に挙げ、社員の教育研修などの再発防止策を示した。
熊崎委員長は「関西テレビがねつ造番組を放送したことは、放送倫理や放送法の精神・趣旨にもとる行為」と話した。
関西テレビでは、報告書の内容を確認し、最終的な見解をまとめ、来週には新たな再発防止策を含めた対応策を総務省に提出するとしている。
highlow highlow 2007/03/23 18:42 取材: 関西テレビ

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107543.html