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2007年03月23日(金) 00時00分

スティール再攻勢「サッポロ新防衛策」株主に反対要請ZAKZAK

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドは22日、投資先のビール大手、サッポロホールディングスの新買収防衛策について、他の株主に反対を求める2回目の書類を送付した。スティールはサッポロに買収提案をしており、29日開催の株主総会で新防衛策の否決を目指している。

 スティールはサッポロが示す新防衛策について「株主が株を売却するか否かを決定する権利を否定し、株主価値を損なう」と主張、約3万の株主に反対への理解を求める書類を送った。

 スティールは12日にも新防衛策への反対委任状を送付している。一方、サッポロも14日、株主に経営陣への賛同を求める書類を送っており、スティールの今回の手紙は対抗した動きとみられる。両者は19日、買収提案後では初となる会談を行ったが、互いの主張は平行線をたどったもよう。総会に向けて水面下の駆け引きが続きそうだ。

ZAKZAK 2007/03/23

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032335.html