記事登録
2007年03月22日(木) 00時00分

じゃあ行かなくっちゃ!?おしゃれな男性に照準、改装ZAKZAK

 名古屋駅前の名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)が1年半にわたる大規模改装を終え22日、全面オープンした。提携先の伊勢丹の指導で、名古屋初の男性専門館を新設。ビジネス地区として発展する同駅周辺での競争力を強化する。同百貨店は「おしゃれに敏感な男性の潜在需要は大きい」と男性客に照準を合わせる。

 従来の本館とセブン館に、隣接するメルサ駅前店を統合。2005年9月から順次改装を進め、男性客向けの「メンズ館」、20歳前後の女性らをターゲットにした「ヤング館」、婦人向け中心の「本館」に再編成した。営業面積は1.4倍の約7万平方メートルとなった。

 大理石の床などで高級感を演出したメンズ館は、伊勢丹から仕入れや陳列のノウハウを取り入れ、紳士向けの品ぞろえは名古屋最大級となる。

 総投資額は約200億円。初年度は約850億円の売り上げを見込む。

 同駅周辺では超高層ビルの相次ぐ開業でオフィス人口が増加。買い物客も栄地区から同駅周辺に流れており、改装などでの顧客獲得競争が激化している。

ZAKZAK 2007/03/22

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032237.html