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2007年03月22日(木) 00時00分

“らつ腕検察官”「際だって優秀ではない」と司法省ZAKZAK

 20日付の米紙ワシントン・ポストによると、中央情報局(CIA)工作員名漏えい事件で特別検察官として、らつ腕を振るったフィッツジェラルド氏について、司法省が「際だって優秀ではない」と低く評価していたことが、同省が議会に提出した資料で分かった。

 同氏は、チェイニー副大統領の元首席補佐官、ルイス・リビー被告を偽証罪などに問い、今月初旬、有罪の評決を勝ち取っており、司法省の人物評価が仕事の能力を反映しているとは言い難い実態を浮き彫りにした。

 同紙によると、フィッツジェラルド氏は「政権に忠誠を示す連邦検事正」と「政権に異を唱える検事正」の間に位置付けられていた。同氏と同じランクだった2人は後に解任されたとしている。(共同)

ZAKZAK 2007/03/22

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032238.html