千葉市若葉区の市動物公園で２１日、立ち姿が人気のレッサーパンダ風太（３）親子の新居が一般公開された。６千人を超える来園者が訪れ、元気に駆け回る風太らの様子をカメラに収めていた。
新居は、入園者増などの経済効果をもたらした風太家族へのご褒美として、市が約２５７０万円をかけて新築した。鉄筋コンクリート造りで約８０平方メートルの平屋建て。次なる２世誕生に備え、寝室は３室完備した。
一番の売りは空調設備により室内温度を２５度以下に保つことができること。これはレッサーパンダの故郷の中国・四川省並みの気温だ。レッサーパンダは夏の暑さに弱く、昨夏は屋外でグッタリしていることが多かった。今夏は風太や双子の２世ユウタ（９カ月）と風花（同）、母親のチィチィ（３）の元気な姿が楽しめそうだという。
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