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2007年03月22日(木) 11時42分

アルバイト、5人に1人が「3つ」経験オリコン

 学生時代にアルバイトをしたことがあるという人は多いだろう。短期のもの、長期のもの、さまざまなアルバイトを渡り歩いたという人もいるはずだ。今も付き合っている親友の中には、そんなアルバイト時代に知り合ったという方もいるだろう。ORICON STYLEでは、学生時代のアルバイト状況について、さまざまな設問でリサーチしてみた。

 まず、「学生時代に経験したアルバイトの数」を聞いてみた( =調査結果 )。総合でもっとも多かったのは【3つ】(22.7%)で、およそ5人に1人の方がこの回答だ。特に女性の場合、25.3%もの方が3つという答えだった。2位だったのが【2つ】(22.0%)という回答。こちらは男性の回答率が高くなっている。中には【9〜10】、【11以上】と数多くのアルバイトをこなしていた人もいて、合算すると12.3%に登った。

 複数のアルバイトを経験することが珍しくないことだとしたら、1か所にとどまっている期間は短くなるはず。2つ目の質問、「1つのアルバイトを続けた期間」では、そんな相関関係が証明された。最も多かったのは【6か月〜1年未満】(19.2%)で、続いて【1年〜1年半未満】(14.9%)と、長くもなく短くもない期間が上位だったが、6か月未満の4つの項目を合算すると、27.5%と、4人に1人は、半年未満という結果になった。

 意外に多いのは【1か月未満】(7.2%)という回答。“始めてみたが、合わなかった”という方も多いようだ。逆に【1か月〜2か月未満】や【2か月〜3か月未満】という方は少ない。昔から言われている「3日、3か月、3年」という“それを過ぎれば続けられる日数”という考え方は、いまでも生きているようだ。

 「学生時代のアルバイトを通じて知り合った人と、今でもつきあいがあるか」という質問に対しては、50%以上の方が【ある】と回答した。その中で、親交が続いている方の人数について聞いてみたところ、【2人】(24.3%)という回答がもっとも多かった。学生時代に経験するアルバイトの数で2〜3と回答することが多かったことと合わせると「1つの職場で、1人の親友と」出会っているという見方もできそうだ。

(07年2月8日〜2月13日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の、登録属性で「会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の方」、男女各300人、合計900人にインターネット調査したもの)

 学生時代のアルバイト状況についての 調査結果はこちら 。※下段に掲載

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000002-oric-ent