2007年03月22日(木) 21時13分

マツダ販売目標、１０年度は２割増の１６０万台（朝日新聞）

　マツダは２２日、０７〜１０年度の中期経営計画を発表した。１０年度の世界販売を、現在の２割増の１６０万台以上とし、営業利益は２０００億円以上、営業利益率は６％とする目標を掲げた。海外事業では提携先の米フォード・モーターとの関係強化を進める。ただ、フォードとの合弁でタイに新工場を建設する計画については「タイ政府と調整中」として、具体的な内容は明らかにしなかった。

　地域別の販売では、中国が倍増すると予測。１０年度に３０万台に達するとし、販売店を現在の３倍の計３００店に増やす方針だ。北米でも販売網強化を進め、新工場を検討中という。国内では、防府（ほうふ）第２工場（山口県）と宇品（うじな）第１工場（広島県）を拡張し、年末までに生産能力を約１割増やす。０３〜０６年度に比べ、設備投資額は５割増、開発費も３割増とする。

http://www.asahi.com/business/update/0322/149.html