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2007年03月21日(水) 00時00分

ルー大柴がNHK「みんなのうた」に登場朝日新聞

 タレントのルー大柴(53)が4月1日から2カ月間、NHK「みんなのうた」を担当することが20日、分かった。ラップ歌手仁井山征弘(にいやま・ゆきひろ=27)とのデュエットでタイトルは「MOTTAINAI〜もったいない〜」(4月4日発売)。環境保護活動家でノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが世界に広めた「身の回りで、もったいないと思うことから環境を変えよう」というテーマ性と、「♪ない、ない、ないモッタイナイよ」のキャッチーな旋律がNHK内で評判を呼び、抜てきされた。

 ルーは「(起用されて)私が一番、サプライズ。本格的なラッパーとトゥゲザーで、チルドレンにも覚えやすい旋律。幼稚園やスクールで歌ってほしい」。同番組の画面は通常アニメが多いが、今回はルーの親友のラッキィ池田が振り付けを担当。ルーと仁井山が子供たちと踊る場面がふんだんに使われる。

 ルーは昨年からブログを始め、独特の英語の使い回しと絵文字を使った文章で、10代、20代のファンが急増した。月に18万件のアクセスがあり若いファンは「ニュールーマニア」と呼ばれている。これまで学園祭の出演依頼は皆無だったが、昨年秋には早大、中大、上智大から依頼を受け出演した。

 ルーは「ニュールーマニアの風を感じています。これで『みんなのうた』で子供の心も『キャッチ・キャッチ・キャッチ』といきたいですね。この歌で、身の回りのことから注意して命と物の大切さを感じてもらえたら」と話した。

http://www.asahi.com/culture/music/NIK200703210006.html