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2007年03月21日(水) 20時07分

西鉄バス運転手、また酒気検知 昨秋以降8件目朝日新聞

 西日本鉄道は21日、那珂川自動車営業所(福岡県那珂川町)のバス運転手(34)から乗務前の検査でアルコールが検出されたため、乗務要員から外したと発表した。西鉄グループでは、昨年10月に電車の運転士の飲酒運転が発覚。その後も、乗務前のバスの運転手からのアルコール検出が相次いでおり、今回で8件目になる。

 同社によると、運転手が乗務する前の同日午前5時20分頃、営業所で検査したところ、呼気1リットル当たり0・212ミリグラムのアルコールを検出。社内基準の0・11ミリを上回り、道路交通法で酒気帯び運転となる0・15ミリも超えていた。

 運転手は20日午後9時半から同11時頃まで、日本酒2合とビール(500ミリリットル)を1本飲んでいたという。営業所への通勤は歩きだった。

http://www.asahi.com/national/update/0321/SEB200703210001.html