多摩川沿いにサクラを植樹　府中（朝日新聞）

2007年03月20日(火) 00時00分

　多摩川などで水辺の自然を学んでいる東京都府中市の子供たちが、自分たちと一緒に大きくなろうと、川のそばにソメイヨシノなど計１２本のサクラの木を植えた＝写真、同市提供。

　参加したのは「府中水辺の楽校」の子供たちと保護者ら約１４０人。同校は昨年７月に開校、多摩川や市内を流れる用水などの水辺を活用して自然や環境を学んでいる。

　作業では、自分たちで穴を掘り、みんなで木を持ち上げながら植樹。自分たちの名前を記した樹名板を取り付けた。

　同市は、川のそばにある市総合体育館の東側に「桜の広場（仮称）」をつくり、サクラの名所として整備していく計画。子供たちが植えたサクラもその一部となる。