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2007年03月20日(火) 00時00分

セレブ街のイメージ守るため…路上喫煙禁止条例を可決ZAKZAK

 兵庫県の芦屋市議会は19日、路上喫煙に最高で5万円の過料を科す条例案を可決した。JR芦屋駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定する見通し。市は「繁華街ではなく住宅街で路上喫煙を禁止するのは全国でもまれ。清潔で美しい住宅都市という芦屋のイメージを守りたい」と話している。

 条例上は路上喫煙に対する過料額を「市の意気込みを見せるため」(同市)最高で5万円としたが、実際には規則を定めて2000円を徴収する。6月1日から施行する。

 また、たばこの吸い殻や空き缶などの投げ捨て、飼い犬のふんの放置、落書きなどに対しても市が中止や是正を勧告、命令し、従わない場合は司法手続きを経て10万円以下の罰金が科される。

 芦屋市は2月から、高級住宅地として知られる六麓荘町と奥池南町の最も規制が緩い地区でも、敷地面積が400平方メートル以上の一戸建てしか建てられないよう改正した条例を施行している。

ZAKZAK 2007/03/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032039.html