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2007年03月20日(火) 00時00分

開店以来初、高島屋新宿店を全面改装“団塊”取り込めZAKZAK

 高島屋は19日、JR新宿駅南口にある新宿店を1996年の開店以来初めて全面改装し、4月19日にオープンすると発表した。高島屋のシンボルであるバラに関連した商品を集めたコーナーを新設。地下1階の食品売り場には高級スーパーの「紀ノ国屋」が入る。

 新宿店は営業を続けながら全店を改装。20—30歳代が中心だった顧客層を50—60歳代にも広げ、団塊世代を取り込む考えだ。東京・新宿地区では伊勢丹本店が若者に人気があるが、高島屋新宿店は幅広い年代層を対象にすることで対抗する。

 年間売上高は、現状より約100億円増の約900億円を目指す。投資額は約130億円。

 多くの百貨店が婦人服と紳士服の売り場を別の階に置いている。だが高島屋新宿店は4階から8階まで同じ階に婦人服と紳士服を並べ、店内を回りながら買い物をしやすい売り場をつくるという。

ZAKZAK 2007/03/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032044.html