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2007年03月20日(火) 00時00分

2ch西村氏「払わなきゃ死刑なら払う」法廷“強気”ZAKZAK

 かつての「副管理人」山本一郎氏(34)が管理人の西村氏を訴えている内ゲバ訴訟は、第1回公判で西村氏が大方の予想を裏切り出廷。このため今回は傍聴が抽選となり、50以上ある傍聴席は満席となった。

 西村氏は、かつての盟友が「どんな顔をして出てくるか見たい」と、直接対決を期待して出廷してきたものの、原告側は前回に続き弁護士のみ。山崎勉裁判長は「何度も準備書面を用意するより、お互いの言い分を聞いたほうが早い」と、次回公判に山本氏の出廷を求める考えを示した。

 公判後、夕刊フジの取材に応じた西村氏は、原告の主張について「全然(問題ない)」と勝訴に自信を見せ、山本氏に対して「本業がんばって」とエールを送る余裕も。

 読売新聞5日付夕刊によると、西村氏は少なくとも43件の民事訴訟に敗れ、賠償金と間接強制による制裁金は累計4億円以上に上る。西村氏はビタ一文払っていないが、「払わなきゃ死刑なら払うけど、払わせる法律がない」と逆に現行法制にダメ出し。「今回負けても賠償しないのか」の問いに、不敵な笑みを浮かべて「正解です」と答えた。

ZAKZAK 2007/03/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032001.html