GPSで列車の位置や速度をつかみ、ブレーキのタイミングなどを自動音声や画面で注意喚起する仕組み。運転士に携帯端末を持たせる。次の停車駅や徐行が必要な区間なども画面や自動音声で端末から告知される。また、列車が制限速度に近づくと注意を促す音声も流れる。地下駅や山間部など衛星からの電波が受信できない場所には発信器を設置して対応する。
「オーバーランの事例では一度ブレーキをかけてから気を抜くケースが最近の傾向。運転士には『うるさい』と思われるぐらいのシステムの方がいい」と同社の担当者。同社と共同開発した近鉄車両エンジニアリングがほかの鉄道会社向けにも販売する方針だという。
http://www.asahi.com/national/update/0320/NGY200703200003.html