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2007年03月19日(月) 23時03分

「ずっとスキーさせて」 上村愛子さん、温暖化防止訴え朝日新聞

 地球温暖化が進むと雪が減ってスキーができなくなる——。世界各地で雪不足による大会中止が相次いだことを受け、全日本スキー連盟の上村愛子(女子モーグル)、皆川賢太郎(男子回転)の両選手らが19日、若林環境相を訪問し、広く温暖化防止を呼びかけていくことを誓った。

若林環境相(右)を訪問した上村愛子と皆川堅太郎両選手

 同連盟では今年から、「ストップ温暖化」のロゴ入りのパネルやゼッケンを大会で使うなど、PR活動を始めた。

 東京・霞が関の環境省を訪れた皆川選手は「ここ10年、練習する標高が年々上がるなど温暖化の影響を実感している」。上村選手は「いつか雪って何だろうと思う子どもたちが出てきたらどうしようと思う」と訴えた。環境相は「温暖化防止には国民運動が必要。今後も大いにアピールしてほしい」と話した。

http://www.asahi.com/sports/update/0319/199.html