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2007年03月19日(月) 00時00分

こだわる人が満足する時計を ピアジェCEO朝日新聞

 1874年創業のスイスの高級時計・宝飾店「ピアジェ」を最高経営責任者(CEO)として率いる。機械式時計の世界的な上げ潮にも乗り、日本での売り上げの拡大を目指している。

54年、米国生まれ。81年にパリのカルティエに入社。99年12月から現職

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 宝飾品の印象が強いかもしれませんが、もともとは時計の心臓部で時を刻む駆動部分(ムーブメント)の製造が始まりです。60年代から宝石をあしらった時計を作り始め、90年に初めて発表したジュエリーコレクション「ポセション」が評判を呼びました。

 05年からは日本のファッションブランド「ドレスキャンプ」のデザイナー岩谷俊和さんと一緒に「ポセション」の時計も作っています。これまでダリら芸術家との協働はあったのですが、ファッション系の方とは初めて。岩谷さんの作品はまさに時代を表していて、ピアジェというブランドを、別の角度から追究できると思いました。

 日本は非常に有望な市場です。06年は前年に比べ2けたの伸びでした。世界の売り上げの15%を占めていますが、今後3年で20%になりそうです。今年は大阪にもう1店舗出すことも考えています。

 近年、機械式時計の人気が盛り返し、06年からはクオーツ式を上回っています。ムーブメントを現在も自社で製造する数少ないブランドとして、こだわりの人に満足してもらえる様々な複雑機能を持った時計を作っていこうと思います。

http://www.asahi.com/culture/fashion/TKY200703190178.html