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2007年03月19日(月) 15時32分

NETTS、WIN「テイルズランナー」4月にサービス終了MMORPGなど大規模なオンラインゲームに注力impress Watch

 株式会社NETTSは、Windows用オンライン競争アクション「テイルズランナー」のサービスを、4月30日10時をもって終了すると発表した。

 Windows用「テイルズランナー」は、童話の世界をモチーフにしたフィールドで、他のプレーヤーと競走するアクションレースゲーム。3Dグラフィックスを採用しているが、比較的低スペックなPCでも動作するカジュアルゲームになっている。2006年4月に正式サービスが開始され、基本料金無料のアイテム課金制で運営されている。

 同社は今回の発表において、サービス中止という表現を使っているが、今後仕切りなおして再開する予定はないという。また他社への移管なども計画していないとしており、完全なサービス終了となる。

 この理由について同社の広報担当者は、「日本市場にはカジュアルゲームよりも、MMORPGのような大規模なゲームのほうが合っていると判断した。今後はそちらに注力していく」と話している。同社はほかにも、「墨香オンライン」を「Feats of Arms」と改名してリニューアルを進めており、会社全体で運営方針の転換を図っていることが伺える。

 「テイルズランナー」における今後の予定は、まず3月30日0時に課金決済を停止(ネットマーブルとGASHによる決済は3月30日19時に停止)。その後も約1カ月は無料での運営を続け、4月30日10時にサービスを終了する。これと同時に公式サイトも閉鎖される。ユーザーサポートは、さらに1カ月後の5月31日10時まで行なわれる。

 有料アイテムの購入に使うランナーポイント(RP)の残額、および購入済みの有料アイテムについては、「本作の利用約款第13条にあるとおり、返金はしない」としている。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070319-00000005-imp-sci