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2007年03月19日(月) 00時00分

大谷氏が出馬表明 相模原市長選朝日新聞

  小川勇夫市長の病気引退に伴う相模原市長選(4月22日投開票)に、元市収入役の大谷直敏氏(63)=写真=が18日、立候補することを表明した。前回(05年1月)の市長選に続き2度目の挑戦で「しがらみのない市民が主人公の清潔で開かれた市政を実現したい」と抱負を述べた。小川市長から後継指名を受けた前市助役の加山俊夫氏(62)も出馬表明をしており、両氏の一騎打ちとなりそうだ。

  大谷氏は加山氏の後継指名について「現市長は病と戦いながら頑張られたが、市民に病状は全く知らされず、後継指名も密室の中で行われた」と批判。「もっと透明で、活力ある市政を実現してほしい、との市民からの強い声を受けて出馬を決意した」と述べた。

  取り組むべき課題として「市民負担の軽減が必要」とし、「都市計画税の税率引き下げによる減税の実施」をあげ、政令指定都市への移行では「大きな権限を持つため移行は必要だが、市民理解を得るために10年3月末という期限にこだわることはない」とした。

  さらに相模縦貫道、津久井広域道路の早期完成、小田急多摩線の延伸と津久井地区への交通問題の解決などを訴えている。

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000703190001