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2007年03月19日(月) 00時00分

野球大会の生徒がいたり…以前も漢字検定の日程変更ZAKZAK

 福島県喜多方市の県立喜多方東高校が2月に漢字能力検定の試験日を1日早めて実施し、受験した同校の生徒全員が失格になった問題で、同校は昨年6月と10月も指定された試験日を変更していたことが、19日までに分かった。

 試験を主催する日本漢字能力検定協会(京都市)は「事実関係を確認でき次第、厳正に対処したい」としている。

 同校によると、日程変更したのは、2006年度の第1回と第2回で同校の生徒計266人が受験した。いずれも日曜日の6月11日と10月29日が指定日だったが、両日とも野球大会などに参加予定の生徒がいたため、翌日の放課後に実施したという。

 大塚博校長は「05年度以前にも試験日を変更していなかったかどうか、調査中。今後は指定日を厳守する」と話している。

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ZAKZAK 2007/03/19

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